1期1st-3rd 指弾きのハードロックスタイル

Written by Jun Greenさん

ジョンへの影響者達
ジョンの楽器に特徴はありまっか?
一本の弦を2本の指で同時に弾く
1st-3rdの音の流れは・・・

ジョンへの影響者達
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ジョンの好きな音楽は「黒人」モノであるのは有名だが、フェイバリットのアーテ ィストとして クリス・スクワイア、フィル・チェンの名前をあげているのは有名ですね。でも、 70年代前半当時 としてはクリス・スクワイアは既にビッグネームでした。彼はリッケンバッカーを メインに使い 多種多様なエフェクトを駆使し、また「独創的なライン」を生みだし、あのYESの「 核」となった アーテイストです。ジョンに見る影響度はそれほど表面化していませんが、たぶん 「コピー」する のではなく「俺に出来ない事を演る偉大な人」として、ジョンは敬意を持っている のでしょう。 彼はBassそのものが変わると(多弦ベースや異チューニングベース)そこからフレー ズ、ひいては楽曲を そのもの生み出すなど常に「革新」を目指すタイプのアーティストですね。

余談ですが、逆の例として80年代初期のエリック・クラプトンのインタビューの中 でブライアンを 同様の理由で「ベタ誉め」していたのを覚えています。

さて、もう一人のフィル・チェン、こちらはメジャー度からいくとかなり低く、皆 様は「ご存じなーい」 状態でしょうが、多分この人の「プレイ」をジョンは「実際にコピー」して「身に つけて」います。 ああっでもブライアンの「スターフリート」にも参加していましたね(結構遠慮した プレイでしたが)。 フィル・チェンの特徴としては「指弾き」「メロディー対して異なるラインを提示 する」そしてなにより 「踊りやすい」と言うのが特徴ですね。正にジョンの「目指す道」の見本だった人 です。 「どんな奴だ!!」と思われるでしょうが、結構皆様も無意識に聴いている「あのサ ウンド」のBassです。 70年代前半はセッションマンとしてロンドンを中心に活動しJEFF BECKの「BLOW BY BLOW」の参加 でその名を高めました。このサウンドを聴いていると、ジョンに類似する「プレイ 」が聞き取れますね。 「Cause...」でのグリス、タメの効いた演奏「You Know...」の固定音でありながら 「音の長さ」を重視 した「リズムの切り方」「She's...」でのちょっとレゲエが入ったような「跳ねる ようで跳ねないフレーズ」 「Scater...」での後半のランニングプレイ、全編を通してながれる「ファンキー」で 「ダンサブル」な匂い、 ジョンのコピーをするならば一度このあたりをチェックした方が「より」迫れます 。 でもこのジョンの答は、フィル・チェンが全然メジャーではない1973年頃に答えた もの・・・ 良いものは良い! 旨いモノは旨い!(おい字が違う! 肴の話ではない)その先見性と審 美眼にも驚きますね!!

特に「音を出さない空間=休符」も「音」であることをフィル・チェンは見事に表現 しています。 そして何よりもこ人のプレイで「アマチュア」Bassistが「痛めつけられた」思い出 は、ロッドスチュワート との名演「I'mSexy」でしょう。みんな「なーんだ、ただの16分のオクターブ弾き」 と思うが演ってみると これがなかなか・・・当時のハコバンでは必須のレパートリーでしたが「Bassだけ で人を踊らせる」事が こんなに難しいとは・・・ほとんど「人力シーケンサー状態!!」この頃のフィルの プレイはビデオにもなって いますが「歌もののバック」でありながら要所において「びしばし鬼決めリック」 をかましており 「ジョンもこれを演りたかったんだなぁ」と思う事多し、「弾けるけど弾かない」 それが「味」です。

ジョンのプレイでGame以降の「Chic」との酷似性を皆様言われますが、私にはフィ ル・チェンとの酷似性 が多く思えます。フレーズこそ「Chic」ですが、プレイの「呼吸」は正しくフィル ・チェンの「匂い」です。 みなさん一度だまされて聴いてみてください。そして、この人のコピーがジョンへ の「近道」だと思って いただければ幸いです(個人的にはFreeWayJamあたりから入るとドラムとのコンビネ ーションの研究にも なりますし、「音の切り方」がよく判る好例に思います。「I'mSexy」は「ドンタタ 」の16分音符パターンですが、 人指指・中指2本で演ると2回ごとにシンコペ・運指が入れ変わりますので「グルー ブ」を崩さずに弾き続ける にはかなりの努力が必要とされます。「I'mSexy」を弾いた後に「Another One...」 「Back...」「Dragon..」の フレーズを弾くと中指のリズムのとり方が全然変わりますしね・・・良い練習です ね!!)。

ジョンの楽器に特徴はありまっか?
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フェンダーのプレシジョン・ベース(5thの内ジャケ、木目の色のボディ等)を愛用し ていまね・・・ 他のプロモ写真では木目ボディのジャズ・ベースとか黒のリッケンバッカーも写っ ていますが・・・。 アンプはアコースティックとハイワットの2種組み合わせ、詳しい事を書いても難し くなるので 単純にいうと「当時の基本」というか「他に選択肢が無い」時代の象徴みたいなも んです。 なお、5thの頃まで担当楽器を「FenderBass」とクレジットしていたことから愛着ぶ りがわかりますね。 でも、なんで「Fender」のアンプではないのか・・・単純な話、当時のフェンダー のBassアンプは 「歪み易く線が細い」為、多くのBassプレイヤーはアコースティックかハイワット のコンビを好みました。 特にライブでの「太さ」「多様性」に長けたセットで、アコースティックに関して はジャコも基本にした アンプですね・・・特にジャズベースのリアピックアップの・・・おっとっとっこ の手の話は割愛! そうそう、フレディのピアノアンプもアコースティックでして、これには色々理由 がありそうでして 今後の「フレディ・ピアノ論」で思いっきり突っ込んで、コースアウトする予定で す(マンセルか!?)。 ジャズ・ベースは音が固くて細いとの比較論もありますが、これはリアピックアッ プを主体にハーモニクス等を 意識したプレイヤーが世の中に多いためでしょう・・・それ程固いとは思いません が、ジャズ・ベース愛用者は ソリスト指向が多い為、「音抜けの良さ」とあいまって、この様なイメージがある のだと思います。

ベースは「プレシジョン」をメインとしていたのですが、このベースは「ジャズベ ース」に比べると比較的 「ヘビィ」な傾向があり「一音の重さ」を望むならこちらの方が向いていると思え ます。特に指をおく時に ピックアップの真上おいて弾く「指弾き」スタイルの場合、ジャズベースはフロン ト・リアのどちらかに指を 寄せる事になり、弦の振動を拾うにしても音響上少しクセの出る所になります(逆に 言うとサウンドカラーに おいてジャズベースの方が多彩とも言える要因です)。しかし、プレシジョンの場合 音響上一番ナチュラルな所に ピックアップがあるので、このあたりの「サウンドキャラクター」をジョンは好ん だと思います。 余談ですが、ジャズベースは前後ピックアップの中間に「指置き」がついてるんが 、外す輩多しの時代。 なお「プレシジョン」の原形として「テレキャス」といったモデルもありまして、 70年代後期にジョンは入手して使用していました(指板の非常に汚れたモノ・・・)。

ところで「プレシジョン」の意味はご存じですか。「正確・精密・精確」まるでジョ ンのまんま(笑!!)

でも同時代の他のベースプレイヤーと比べて、特徴的な違いとして使用する弦が「 フラット・ワウンド」で どちらかと言えば「巻目無しのすべすべ」で「アコースティック」でマイルドな響 き(性格まんまやなぁ・・・) 一般的にコントラバスで使用されるモノを、そのままエレクトリックに転用する形 で使われてきたという 古典的なスタイルの弦でした。他の多くのプレイヤーが使用していたのは「ワイヤ ー・ワウンド」といった ギターの巻弦まんまの「巻目ざらざら」で結構「倍音」や「フレットとの摩擦音」 が目立つのが特徴でした。 この辺の好みは4th以降の「フレットレス・ベース」に繋がり、「グリス・サウンド の滑らかさ」といった ジョンのトレードマークを形成する要因にもなりました。でもアマチュアがコピー するときには「音映え」が しないため、細かいラインは非常に聞き取りにくかったなぁ・・・現在のCDの様に 音の分離度が良く無く ましてオーディオも貧弱な時代だったから、今ほどジョンの音は聞こえてこない時 代でした(貧乏なだけだった)。

一本の弦を2本の指で同時に弾く
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ほとんどのテンポにおいて8分音符ならば2本交互、4分音符ならば2本同時のようで すが・・・ 2本交互はアップテンポに対応しつつもリズムのシンコペ等はロジャーのスネアとバ スドラが結構派手な パターンを叩く楽曲において多いので・・・特に初期はそうですね・・・ 2本同時はタメや重さを重視する楽曲、特に後期のAnother One...あたりが如実で、 この時ロジャーの タイコもシンプルかつタイトに叩いていますね・・・でも初期のSon & ...は2本同 時でして、実はジョンは 「無茶苦茶指が速く動く」人で、We Will...のアップテンポ版のブレイクでも2本同 時で決めていますね。

特に70年代のプレイヤーの多くが2本同時の理由は、50-60年代にかけてウッドベー ス(コントラバス)が まだまだ幅をきかしており、殆どのプレイヤーが2本同時で弾いており(1本では弦に 負けて音が出ない)、 そんな時代に育ったプレイヤーの多くは2本同時を「当り前」にエレベで再現したも のでした・・・ 2本交互が主流になるのはその頃の「バンドの主導権争い」で「うまいギター」に負 けたプレイヤーが ベースにまわされ、結果としてピックや2本交互の「ギターもどき」で弾きだしたの が主たる要因です。 60年代のGSブームでのベーシストはほとんどこのパターン、70年代においてもその 傾向は続きますね。 あの高中正義のプロデビューがベーシストだったのも、正しくこのパターンが原因 なのは有名です。 だからウッドベースを見て(聴いて)育った世代のジョンは自然と「フレットレス」 にも順応したのでしょう。

特に初期の写真を見ていますと、弦のブリッジ側にスポンジを挟んでいるのが見受 けられますが、 家に帰ってすぐ「洗い物」を手伝う心優しい「主夫」の表われ・・・なんてことで あるわけないない!! これは「強制ミュート」の役目と同時に、ステージでの大音量化の中でのフィード バック(ハウリング)の 防止にも役立ちます。ジョンの様に「速く強く」指が動くからこその発想でして、 無駄な音は一切排除 する姿勢が伺えますね。この方法を取ると「より強くより速く」指を動かさざるを 得ず、まるで「ギブス」 にも思えるのですが・・・さらには左手のタイミングもより難易度が高まるのに・ ・・うーん・・・ ハードロックの殻の中で、地道なサウンドの追求精神を感じつつ、その合理性には 敬服します。

ちなみに2本指同時で弾く場合、音域的に上3弦(視覚的には下3弦)を弾いた時、その ひとつ上の弦に指を 当てて止める演奏方法をとりますが、これは「アポヤンド」といって、弾いた弦の 音に加えて指を当てて 止めた弦のアタック音まで入りますので、2本指交互よりもかなり力強く「重い」音 になります。 モダンジャズの頃のコントラバスではこの奏法が主流でした。ジョンの育った時代 背景がわかりますね。 ちなみに指を浮かす場合は「アル・アイレ」と言いますが、2本指交互の場合は多く はこうでしょう。 こちらは同じフレーズを弾いても幾分「軽く」感じるので、メロディのオブリガー ドとしてのフレーズで ハイポジションを使用する時にジョンは使っていますね。 「重さ」と「軽さ」の指弾きを見事に使い分けています。多分「学んだ」のではな く「本能」での使い分けと 思いますが、何も判らずにコピーして「表面上」同じフレーズが弾けて喜んでいた 昔の自分を思うと、反省!!!

1st-3rdの音の流れは・・・
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1stでの特徴は何よりもよく「歪んで」いる事でしょう・・・2nd以降では聴けなく なった「音質」ですが まだ「ハードロック」のカラをかぶった状態です。まあ時代の流れてすねでも「 Son...」「Modern」等の完全 ギターユニゾンは確かにライブ映えするし「演っていて気持ち良いバンドサウンド 」の基本でしたなぁ・・・ でも「Liar」の後半のリードっぽいリフのフィンガーピッキングの安定度や、「 Doing...」の後半の展開、 「Night Comes...」のイントロフレーズ等、「指弾きの旨さ」といった部分はコピ ーの価値大です!!! ここでは、ジョンのBassの「資質」を見い出すことができますが、残念な事にレコ ーディング技術が未完な為に ヒープのアルバムほどジョンのBassの輪郭がつかめないのが1stの残念なところかな ・・・2ndではだいぶ レコーディング技術が向上し、以後にいたるBassの「音質」の基本が完成されます 。

みんなはZepのJ.P.ジョーンズやYesのクリススクワイアに似ていると言いますが、 私個人の意見としては 特に当時で指弾きで近いスタイルを持っていたのはユーライア・ヒープ(そういえば コーラスでも類似性あり)の ゲイリー・セインですが、セインの様な「小節の頭ルート、後3度を交えたベースラ イン」はメロデックで美しく 同時代の他のプレイヤーが「ギターもどき」の「ルート+5度+7度のペンタトニック 主体ライン」だっただけに また「3度」を使用していても「ブルーノート」の延長上であり、「調性を生かす方 向」ではありませんでした。 調性をいかす・・・ギタリスト的なポジション移動によるベースラインではなく、 楽曲のメロディー・コードに 対しての「論理的」なラインの提示をする、プレイヤーではなくコンポーザ−の能 力の範疇の才能です。

2ndではかなりの音質が改善され、分離度(1stでBassの輪郭が聞き取れないのはTD時 のリバーブ処理が粗雑 だった事が聴き比べるとよくわかる、特にPianoの広音域楽器にまんまリバーブをか けて左右に飛ばすなど、 時代を象徴する荒業がBassの輪郭を奪ってしまった)も向上し、なにより綿密なチェ ックによるリズム体の奥行き、 そしてダビングの神業によるコーラス&レスペの空間がQueenサウンドの一つの頂点 を感じさせます。 この2ndでのBassは素晴しく柔らかくしなやかに動き、時にはドラム以上にリズムの フィルを決めてくれます。

「ライブの可能性」を完全に無視し、パフォーマーたる前にアーティストとしての 個性を「スタジオワーク」の 中で追究した作品と思う。しかし、あなどるなかれ、ジョンの独創的なBassライン はもとより、逆回転エフェクト から始まる「Orge...」のギターユニゾンリフは、ライブでも「指弾き」で寸分の狂 いもなくこなし、当時の 「ピック弾き」アマチュア連中を圧倒したのは有名である(ピックだとアップでの音 のバラツキがでたら悲惨!!)。 このアルバムで、最もアマチュアの演りたいフレーズとノリの曲だが、8分音符主体 のハードロックに慣れていた ピック弾きのベーシストにはイントロがどうしても形にならなかった・・・あっ俺 の事じゃないか・・・ そしてこの頃からの作風と傾向の中で「ブライアンの作品ではしっとりとメロデッ クに・・・・」そして 「フレディの作品では、大胆かつこまやかに・・・」といったアプローチが見えは じめ、これはJazz.Gameあたり まで明確に続くことになる。が、簡単に言うと「ギター向け」と「ピアノ向け」の ラインの発想を使い分けで、 前者は「テヌート」で「ヘビィ」なラインが多くみられ、後者は「ピッチカット」 な「高音域」のフィルを多様した ラインが基本になります。特に2ndでは明確に聞き取れますのでBlackとWhiteで聴き 比べると面白いでしょう。 特に「Fairy...」から「Funny...」かけては「芸の細かいフィル」の宝庫ですが、 「Fairy...」でのチェンバロとのフレーズ 合戦は結構「ブライアン寄り切れずのけ者状態」なのが笑えます(それだけフレディ の音楽に答えているんです)。 が、冷静に考えればこの曲のBassのプレイはすごい・・・今だにコピーしきれませ ん(あたり前だ!!)。

そして3rdでは音質はそのままに作品の小品化が目立つが、この頃から前作までの「 楽器に答える」メロディー から「歌に答える」メロディーへとジョンは変化をしはじめます。「Killer...」の 出だしなんが正しくそれ!!! 「Lily...」の2番の入り直前のハイポジの2音は美しすぎて、君が恐い(すいません 、ジュリーファンなもので)。 ギター、ピアノと違いジョンのプレイはライブ再現可能なモノばかりですが、微妙 なところで「16分音符」を はめ込む「8ビートなロジャー」との組み合わせが面白いですねー、歌の狭間の「ひ っかけフィル」は結構ジョンが 導びきつつもロジャーのフィルが入る時は必ず「待つ」姿勢、コンビネーションの 基本を感じます。

特にメロディーの「終りの雰囲気」のフィルは主にロジャーが提示しますが、次の メロディーの「誘導音」としての フレーズは大概ジョンの役目ですね。楽器ではなく歌に答える、導くジョンのスタ イルがよくわかります。 4人共作の「Stone...」、初めての作曲作「Misfire」等がもしかして、ジョンを違 う世界へ導きだしたのか・・・ 「ブライアンの病欠の間にギターを弾いちゃった」的でもなく、かっちりとした「 リズムギタリスト」としての 仕事をこなしていますね。それもブライアンが上で何をしても良い空間を残しての 演奏ですね。この発展系が 「Who needs..」になっていくのでしょうね 「ジョン! やるじゃないか!」と肩を叩 くブライアンの笑顔が 見えるようで・・・。当時のQueenの中で、他には無い飛び抜けて「明るい」曲調な のも印象的ですね。 また「Bring Back...」のブレイク部分のBassはもしかして「コントラバス」に初挑 戦したようですね・・・ 「リロイ・ブラウンは悪い奴」と言う曲が当時ヒットしており、そのアンサーソン グ的にも面白い存在でしたね。 リロイ・ブラウンは伝説の「悪者」なんですが、こういったモチーフを「それらし く」まとめるQueenはすごい! ここでの「胴鳴」を聴いていると、ここだけ「オーバーダビング」だと思いますが 、確かに「コントラバス」です (なぜか女房所有のコントラバスが家にあるもんで、結構好きなんです・・・)。

「右手の速さもさる事ながら左手のうまさ!!!」と言いましたが「正確に速く」右手 が動けば動くほどに「音の長さ」 決定する左手の「うまさ」が「ノリ」を生みだし、ひいてはBassistの個性を決定し ます。 この頃のジョンは「音の長さ」を「フレーズ」とともに自由に操れるプレイヤーで ある事を立証しています。 特に「Queenの音楽」の中にあって「音符」ではなく「ノリ」としての「16分音符」 を「コントロール」を しているのは紛れもなくジョンの「存在」です。それ以上、特にフレディのスタイ ルにあう理由として「正確に速く」 のみならず「軽やかなフレーズの宝庫」ともいえる1stから3rdのジョンは、その後 「作曲」といった「自我」と「葛藤」 の中でOPERA以降に大変化を遂げる事になります。

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