F「ホラ見て御覧ジョン、あれがニホンのキャッスルだよ。
美しいだろ。これがジャパニーズ・ロマンだよ！
(こんな美しい城を君と二人で眺めている僕はなんて幸せ者なんだ！)」
J「ん〜(お腹すいた…)」
F「…もっとシャキっと立てないのかい？
(僕に寄ってくれるのはいいけどさ)」
F「ほら、ピシッと立つ！ 腰に手をやらない！」
J「…う〜ん。（なんか苦しいよ、この姿勢…）」
そこへ突如として現れる子供の群れ。
子供たち1「わー、ガイジンや！」
子供たち2「写真撮ってえな！」
子供たち3「ピースピース！」
J「いいよぉ〜☆」
子供A「ナニ人？ナニ人？」
子供B「なーなー、あんたオトコ？オンナ？」
子供C「あ、ガム食いよったで。ほなこれも食うかな？」
J「(可愛いなあ。やっぱり子供は多い方がいいよ。
おや、女の子がいるな？ 今度生まれて来る子は
男だって言ってたけど、女の子も欲しいなあ)」
女の子「(じろじろ見んといてー)」
F「(ああ！ジョンったら、あんな子供をナンパしちゃって…。
僕のことなんてどうでもいいんだ…むすっ)
ジョン、そろそろ帰るよっ！」
F「あのねえジョン、知らない人からモノをもらって
食べちゃいけないって言われなかったのかい？
おなか壊してもしらないよ？」
J「ん〜、いけるよ、これ。フレディも食べる？」
F「まったく、もう。ここは神聖な、ホーリーな場所なんだよ。
もっと城に敬意と愛情を持って歩かなきゃ(僕にもね)」
J「(聞いてない) もう一枚もらっとけばよかったなー(もぐもぐ)」
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