From Intermusic.com
「クイーンの静かなる男」の地位を完璧に守り通したジョン・ディーコンだったが、ファッションセンスは奇妙な方向によろめくことがあった。
この器量良しのベーシストはもうずっと昔から、クイーンの他のメンバーと張り合うのは無駄なことだと決めて、可能な限りスポットライトを避け続けてきた。
しかしながら、「ラジオ・ガガ」のビデオが最初にオンエアされたとき、ディーコンがこれでもかと見せびらかした新型の「全開タンポポ頭」に対する心の準備ができていた者は誰一人としていなかった。その後レザーハットでさらりとかわし、「ブレイクフリー」のビデオが出た際には、ロック界は安堵の溜め息を漏らしたものだった…。