詩・松宮英子
あたたかく
立ち込めている夕陽の窓に
揺れているわ あなたの微笑
ジョン
ジョン
言ってもいい? あなたは私のものと
いつのことだったかしら……
淋しさに吹かれていた私の心に
あなたの静かな微笑が
どこからともなく舞い降りて来たのは……
ある日 ふと 気づくと
私はもう
ひとりじゃなかった……
ひそやかに
息づいているたそがれの窓辺に
揺れているわ 私の青春
ジョン
ジョン
あはは、照れちゃうなあ。
こっちも照れる。