:: BACK ::

「ディーキー・ウィークリー」Vol.591
2011.5.7---2011.5.14

当サイトにて持ち上がった、1週間分のジョン関連の話題をまとめました。


The Week In The History

What's In?(今週のディーコンさんネタを総ざらえ)

◆◇ディーコニスト集会 2011◇◆(詳細レポ)

(from カエル・ケロさん)
めでたく6回目を迎えられ、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです◆◇

ディーコニスト集会を始めるきっかけとなりました、こちら「ベースの人」サイトを運営されるMamiさん、参加者の皆さん、お手伝い下さったQ友の皆さん、会場をご提供下さったお店の大将、ゲストの皆さん…

素晴らしい出逢いと楽しいひとときを、有難う御座いました!!たくさんの暖かい人々に支えられ、また、この会を喜んでいただけて、本当に私は幸せ者です…

ナベプロでQueen関連のお仕事をしていらっしゃった大将によるご厚意で、昨年に引き続きお店を貸し切らせて頂きました。

今回は、震災の影響で交通が不便だったり、ご家庭の事情があったりなど、遠方からの参加者や、リピーターさんが少なかったのが残念でした…

それでも、初参加のディーコニストさんや、おなじみの常連さん、フレディやブライアンびいきのQ友さんなどが集って下さって、大いに盛り上がりました!! ディーコニストは、オープンですからね(笑)

秋田からこんつさん、静岡から砂丘さん、神戸からじろ〜さん、大阪からtohruさん、東京近郊組はやぐちょさん、Sioさん、すずらんさん、mariさん、Doraさん、ディライラさん、きむさとさん、ニセリッチーさん、スモートリーさん&息子さん、総勢14名参加☆(そして、お店の大将、ゲストさんご夫婦と私)

前回は、自分の好きなLPジャケットのみ持参したのですが、今回は、せっかくならコンプリートにしようと十数枚かきあつめたものの… お店の壁に飾ってみたら、普段めったに聴かない「The Works」「Flash Gordon」がなかったという(笑)来年こそは(笑)(※「At The Beeb」〜「Made In Heaven」、ベスト盤とWembleyは持っていないのです…)

交通に便利な場所にあり、落ち着いた雰囲気のお店だからこそ、リラックスして楽しめました。大将、本当に有難う御座います!

軽く自己紹介をしてから、飲んで食べて楽しく歓談〜〜☆ みなさんの、Queenを好きになったきっかけやライヴ体験など、興味深かかったです♪

そして、待ちに待った、今回のゲストご夫婦によるお話タイム!!

奥様の小林さんは、エンターテインメント通訳として、2回目以降、ずっとQueen来日ツアーに関わられた方です。とても朗らかで、お店の大将は、「当時、通訳さんの中で最も親しみやすい方で、とても印象に残っている」と仰っていました。

数多いアーティストと関わられたため、Queenのことは忘れておられたようですが、やぐちょさんによるインタビューと進行により、だんだんと思い出して下さいました。参加者からの質問にも答えて下さったり…

数十年前の若かりし小林さんの目に映ったジョンは… 品行方正すぎて、まったく魅力的に感じられなかったそうです(笑)「フレディが最も信頼をおいていたメンバー」とのことに、「やっぱりそうでしたか!!」とニコニコうなづくわれらディーコニスト(笑)

フレディはとても知性的で、人の内面を見透かすような怖さがあり、近寄りがたかったそうです。ブライアンは、アーティストらしからぬ、極めて普通の感覚を持った人であり、一方でつねにギターを離さずに弾いているオタク(笑)。ロジャーは、かっこいい「ロックンローラー」そのもの(笑)。

ブライアン以外は、それなりに遊んでいたようで、ちょっとしたエピソードも教えて下さいましたが(笑)…「たまにハメを外すのは、人間誰でも同じ。彼らの名誉のためにも、あまり事細かに暴露したくない(プライバシーに関わることは)」と断言されたところに、プロのエンターテインメント通訳としてのプライドが感じられました。

ファンの私たちからすると、ツアー中ずっとメンバーの近くにいられるなんてうらやましい限りですが、実際に現場で仕事されていた小林さんや大将によれば、気遣いも大変だし、睡眠時間も少なかったり、苦労は並大抵のものではなかったそうです。

Queenには、いわゆる「ロックンローラー」のイメージとは違う、清潔さや知性・品格があり、音楽性の豊かさや歌・演奏のセンスの良さとレベルの高さや、大規模な機材と大勢のクルーを率いての比類のないステージからしても、唯一無二のバンドだと…

当時は、現場での仕事は正直つらかったけれども、後になってみれば、そんな素晴らしいバンドのツアーに同行できて良かった、とても貴重な体験だった、と小林さんや大将は仰っていました。

私の勘違いで申し訳なかったのですが、旦那様の佐藤さんは、音響のお仕事で数多くのアーティストに関わられたものの、直接Queenのツアーには携わられてはおりませんでした。

しかし、有難い事に、ディーコニスト集会の前日に小林さんとQueenのライヴ映像を観聴きして下さったそうです。

最後に、私から「音響の面から、Queenというバンドにこだわりや印象的なところはありますか?」と質問。

まずは、フレディのマイク。「スタンドの上半分を抜いて使っていたのは、アクションをしやすいからで、あれは秀逸な発明」「真似したシンガーもいたけど、あれだけすごいアクションをできるのはフレディだけ」なんたって、長いケーブルもさばきながら動かなくちゃならないんですからね〜!!

また、昔からステージやスタジオなどでのマイクの定番は、Shure社のSM58(黒)ですが、フレディはあえてOn/Offスイッチ付きの、同系列の古いモデル(ライヴ映像で見られる銀のマイク)を愛用していたとのこと。それは、何かトラブルがあったりした時や、静かな場面でマイクが音を拾わないように、自分でコントロールしたいのと、このマイク独特の音域特性(普通のシンガーには、高音域が固く聴こえるので、嫌がられるらしいです)が、フレディの歌声に合っていた(フレディが使うと、中高域が伸びて通りも良く聴こえる)からだろうとの考察でした。

何度もリハーサルを重ねて、当時の最新の技術を用い、理想や完璧さを追求するすごい一座、というようなことも仰っていました。

貴重なお話をたくさん拝聴できて、最高に満足!!
あっという間に楽しい時間は過ぎ、17時でお開きとなりました。

気がつけば、皆さんとのお話に夢中で、写真をほとんど撮っていなかった(笑)せっかくカメラを持っていたのに、ごめんなさい…!!

また来年、ディーコニスト集会でお逢いいたしましょう◆◇

おなじみの常連さん、そして初参加の皆さんも、心よりお待ちしております☆

(ディーコニスト集会幹事:カエルケロ)

追記:小林さんの著書は、こちらです♪ 事前に拝読させて頂き、私にとっては、座右の書になりました☆ フレディやQueenに関する文章も出てきます。

ジョン・ディーコン、音楽業界は苦手

「ロッキング・オン」6月号のブライアンとロジャーのインタビューを立ち読みしてきたんですが、ロジャーがジョンのことをちょこっと語ってるのが「洋楽ニュース」としてWEBにも出てました(ニュース、というほどのことかどうかは別として…^^;)
http://ro69.jp/news/detail/50602

:: BACK ::