The Week In The History
- 5.14(1966)[14] : New Opposition、EndergbyのCo-Operative Hallで改名後初のギグ。
- 5.11(1968)[16] : The Art、KibworthのVillage Hallでギグ。
What's In?(今週のディーコンさんネタを総ざらえ)
◆◇ディーコニスト集会 2011◇◆(詳細レポ)
(from カエル・ケロさん)
めでたく6回目を迎えられ、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです◆◇
ディーコニスト集会を始めるきっかけとなりました、こちら「ベースの人」サイトを運営されるMamiさん、参加者の皆さん、お手伝い下さったQ友の皆さん、会場をご提供下さったお店の大将、ゲストの皆さん…
素晴らしい出逢いと楽しいひとときを、有難う御座いました!!たくさんの暖かい人々に支えられ、また、この会を喜んでいただけて、本当に私は幸せ者です…
ナベプロでQueen関連のお仕事をしていらっしゃった大将によるご厚意で、昨年に引き続きお店を貸し切らせて頂きました。
今回は、震災の影響で交通が不便だったり、ご家庭の事情があったりなど、遠方からの参加者や、リピーターさんが少なかったのが残念でした…
それでも、初参加のディーコニストさんや、おなじみの常連さん、フレディやブライアンびいきのQ友さんなどが集って下さって、大いに盛り上がりました!! ディーコニストは、オープンですからね(笑)
秋田からこんつさん、静岡から砂丘さん、神戸からじろ〜さん、大阪からtohruさん、東京近郊組はやぐちょさん、Sioさん、すずらんさん、mariさん、Doraさん、ディライラさん、きむさとさん、ニセリッチーさん、スモートリーさん&息子さん、総勢14名参加☆(そして、お店の大将、ゲストさんご夫婦と私)
前回は、自分の好きなLPジャケットのみ持参したのですが、今回は、せっかくならコンプリートにしようと十数枚かきあつめたものの… お店の壁に飾ってみたら、普段めったに聴かない「The Works」「Flash Gordon」がなかったという(笑)来年こそは(笑)(※「At The Beeb」〜「Made In Heaven」、ベスト盤とWembleyは持っていないのです…)
交通に便利な場所にあり、落ち着いた雰囲気のお店だからこそ、リラックスして楽しめました。大将、本当に有難う御座います!
軽く自己紹介をしてから、飲んで食べて楽しく歓談〜〜☆ みなさんの、Queenを好きになったきっかけやライヴ体験など、興味深かかったです♪
そして、待ちに待った、今回のゲストご夫婦によるお話タイム!!
奥様の小林さんは、エンターテインメント通訳として、2回目以降、ずっとQueen来日ツアーに関わられた方です。とても朗らかで、お店の大将は、「当時、通訳さんの中で最も親しみやすい方で、とても印象に残っている」と仰っていました。
数多いアーティストと関わられたため、Queenのことは忘れておられたようですが、やぐちょさんによるインタビューと進行により、だんだんと思い出して下さいました。参加者からの質問にも答えて下さったり…
数十年前の若かりし小林さんの目に映ったジョンは… 品行方正すぎて、まったく魅力的に感じられなかったそうです(笑)「フレディが最も信頼をおいていたメンバー」とのことに、「やっぱりそうでしたか!!」とニコニコうなづくわれらディーコニスト(笑)
フレディはとても知性的で、人の内面を見透かすような怖さがあり、近寄りがたかったそうです。ブライアンは、アーティストらしからぬ、極めて普通の感覚を持った人であり、一方でつねにギターを離さずに弾いているオタク(笑)。ロジャーは、かっこいい「ロックンローラー」そのもの(笑)。
ブライアン以外は、それなりに遊んでいたようで、ちょっとしたエピソードも教えて下さいましたが(笑)…「たまにハメを外すのは、人間誰でも同じ。彼らの名誉のためにも、あまり事細かに暴露したくない(プライバシーに関わることは)」と断言されたところに、プロのエンターテインメント通訳としてのプライドが感じられました。
ファンの私たちからすると、ツアー中ずっとメンバーの近くにいられるなんてうらやましい限りですが、実際に現場で仕事されていた小林さんや大将によれば、気遣いも大変だし、睡眠時間も少なかったり、苦労は並大抵のものではなかったそうです。
Queenには、いわゆる「ロックンローラー」のイメージとは違う、清潔さや知性・品格があり、音楽性の豊かさや歌・演奏のセンスの良さとレベルの高さや、大規模な機材と大勢のクルーを率いての比類のないステージからしても、唯一無二のバンドだと…
当時は、現場での仕事は正直つらかったけれども、後になってみれば、そんな素晴らしいバンドのツアーに同行できて良かった、とても貴重な体験だった、と小林さんや大将は仰っていました。
私の勘違いで申し訳なかったのですが、旦那様の佐藤さんは、音響のお仕事で数多くのアーティストに関わられたものの、直接Queenのツアーには携わられてはおりませんでした。
しかし、有難い事に、ディーコニスト集会の前日に小林さんとQueenのライヴ映像を観聴きして下さったそうです。
最後に、私から「音響の面から、Queenというバンドにこだわりや印象的なところはありますか?」と質問。
まずは、フレディのマイク。「スタンドの上半分を抜いて使っていたのは、アクションをしやすいからで、あれは秀逸な発明」「真似したシンガーもいたけど、あれだけすごいアクションをできるのはフレディだけ」なんたって、長いケーブルもさばきながら動かなくちゃならないんですからね〜!!
また、昔からステージやスタジオなどでのマイクの定番は、Shure社のSM58(黒)ですが、フレディはあえてOn/Offスイッチ付きの、同系列の古いモデル(ライヴ映像で見られる銀のマイク)を愛用していたとのこと。それは、何かトラブルがあったりした時や、静かな場面でマイクが音を拾わないように、自分でコントロールしたいのと、このマイク独特の音域特性(普通のシンガーには、高音域が固く聴こえるので、嫌がられるらしいです)が、フレディの歌声に合っていた(フレディが使うと、中高域が伸びて通りも良く聴こえる)からだろうとの考察でした。
何度もリハーサルを重ねて、当時の最新の技術を用い、理想や完璧さを追求するすごい一座、というようなことも仰っていました。
貴重なお話をたくさん拝聴できて、最高に満足!!
あっという間に楽しい時間は過ぎ、17時でお開きとなりました。
気がつけば、皆さんとのお話に夢中で、写真をほとんど撮っていなかった(笑)せっかくカメラを持っていたのに、ごめんなさい…!!
また来年、ディーコニスト集会でお逢いいたしましょう◆◇
おなじみの常連さん、そして初参加の皆さんも、心よりお待ちしております☆
(ディーコニスト集会幹事:カエルケロ)
追記:小林さんの著書は、こちらです♪ 事前に拝読させて頂き、私にとっては、座右の書になりました☆ フレディやQueenに関する文章も出てきます。
- (チップさん)Mamiさん、みなさま、こんにちは。ケロちゃん、ありがと! またまたちょー久しぶりの書き込みですが、私は第一回目の集会も知っていましたの〜♪ 参加すればヨカタヨ〜(^^ゞ 今回のレポ、とても興味深くしっかりと読ませて頂きました。 小林さんの本も、(Q友さんに借りて)読みました。 もちろんフレディのエピソードも♪ 素敵な時間を過ごせて良かったですね〜♪ 諸事情で参加できなかったディーコニストさんも、次回は参加できるといいですね☆。
- (M.Kassyさん)皆様こんにちは!お久しぶりです。 恒例のディーコニスト集会、ご盛会の由、おめでとうございます。お世話をされたカエル・ケロさん、お疲れさまでした。また、参加されたみなさん、レポートしてくださってありがとうございます。今年も参加はかないませんが、皆さんの文章を拝読して、すっかりその場にいた気分になっています。 昨年に引き続き、スペシャルゲストを招いての会だったんですね。通訳の方のお話が興味深いですね。デイーコニストのみならず、クイーンファン皆がその場にいて、直接、「ないしょ」のエピソードを聞きたいだろうと思います。 カエルさんご紹介の小林禮子さんのご本、読ませていただきました。フレディの逸話は彼らしくて面白かったです。「ジョン・ディーコン」の名前がちゃんと書いてあってうれしかったです。また、他の一流エンターテイナーとの話も大変興味深かった。書店に並んでも自分では手にとることがなかったであろうタイトルのこの本を読むことができて、感謝です。 ありがとうございました(^^)
ジョン・ディーコン、音楽業界は苦手
「ロッキング・オン」6月号のブライアンとロジャーのインタビューを立ち読みしてきたんですが、ロジャーがジョンのことをちょこっと語ってるのが「洋楽ニュース」としてWEBにも出てました(ニュース、というほどのことかどうかは別として…^^;)
http://ro69.jp/news/detail/50602