BACK

Another One Bites The Dust

スティーブは通りを歩く 用心深そうに
帽子を目深に被って
聞こえるのは彼の足音だけ
マシンガンは準備完了

君はどうだい? 用意できてるのかい?
椅子の縁にしがみついてるのかい?
扉の外では銃弾が踊る
続け様に響く破裂音

また一人倒れる
また一人倒れる
また誰かが もう一人誰かが殺られる
また一人倒れる
ああ、君もやっちまうよ
地獄へ道連れさ

どう思う?
僕は一人で生きてくつもりなんだ
君がいなくなったらね
僕のもの全てを奪って
ひとりぼっちで放り出した君
嬉しいだろ? 満足だろ?
その熱さにどれくらい耐えられる?
bites the dust 扉の外では銃弾が踊る
続け様に響く破裂音

また一人倒れる
また一人倒れる
また一人倒れる
地獄へ道連れさ

いくらでもあるんだろ
男を散々うちのめす方法
ぶって
だまして
酷い目にあわせて
倒れたところでおさらばさ

でも僕の用意は完璧だ
そう、君に受けて立つよ
しっかり両足を踏みしめてるんだからね
扉の外では銃弾が踊る
続け様に響く破裂音

また一人倒れる
また一人倒れる
また一人倒れる
地獄へ道連れさ


(訳の言い訳)
「カウボーイを頭に置いて歌詞を書いたんだけど、我ながらあんまり馬鹿馬鹿しくて、しばらく誰にも見せなかったんだ」との言葉に深く頷いてしまいました(^^;) これはノリで聞く曲ですね。それでも無理矢理、「居間のテレビでカウボーイ映画を見ている倦怠期のカップル」で解釈してみました。画面には主人公スティーブ(マックイーン?)がこれから死闘を繰り広げるというシーン。どんどん人を撃ち殺していく彼に感情移入して、面と向かっては言えないけど、隣りの小憎らしい彼女に対する反抗心を募らせている…といったシチュエーションです。気が大きいのは映画が終わるまでだと思いますけど。