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Who Needs You

6時半だと言ったのに
君は7時にやって来る
いつでも待たされ 焦らされる僕
甘えん坊で駄々っ子で
僕を待たせてばかりの君
僕の考えなんてお構いなしさ
分かってるよ 今さら驚くことじゃない
馬鹿なのは僕 君のウソを信じた僕
でもやっと 君の偽り見破った
君なんか要らない そうさ僕はごめんだ
誰が君なんか必要なもんか

ああ 君を信じてた
ひざまずき どんなにこの身を任せたことか
なのに君は僕を踏みつけ
でもこれは勝ち残り競争 食うか食われるか
君だって無傷じゃいられないよ
うつ伏せばったりぶざまに倒れて
助けを求めて手を伸ばす
救いの手なんかどこにある?

ヘイ ボーイズ 最高だね 最高だね
who needs you? 僕は君なんかごめんだよ、だ!

どんなにこき使われたことか
へこんじゃダメ 挫けちゃダメ
いいようにあしらわれっぱなしの僕
でも絶対屈服しちゃダメさ

1歩進めば 2歩下がる
どうにもならないこの空しさ
手を伸ばす 助けを求めて手を伸ばす

出会えばいつでもチャーミング
モノにするまで夜も眠れず
ああ君は 君はとっても洗練されてた
僕の話はどこ吹く風でも
プライドもごもご飲み込んで
なんてウブな僕 まんまと一杯くわされた
でも今度は僕の番
君なんか要らない そうさ僕はごめんだ
誰が君なんか必要なもんか


(訳の言い訳)
ほんわか和やかなカリビアン・メロディ(カウベルがフレディ、マラカス担当がブライアンというだけでもう顔がほころんでくる得な曲)に乗せるにしてはちょっぴりキツめの歌詞ですが、「エヘ、言っちゃった。でも本気じゃないんだよ〜」と笑い話に出来る軽さが加わっているあたりが、『夜の天使』や『ブレイク・フリー』にも通じていくジョンの持ち味かもしれません。「君なんかごめんだよ」と言いながらたぶん「君」を一番必要としてるのが「僕」に思えて微笑ましいです。斜文字はフレディの合いの手ということで。(2003.1.15)