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音楽が暗闇で鳴っている ランタンがゆらゆら揺れている 影がきらめき 胸がときめく きみとぼくはふたりきり 「今夜はだめ 明日にしなきゃ すべてが光り輝いている明日に… ダメだったらダメ 明日にならないと 月明かりの下で待ちあわせして 月明かりの下を歩くんだから… 月明かりの下をね…」 暗闇に弾ける笑い声 過ぎし日々に乾杯する人たちもいるけど 時間なんてどうでもいいのさ きみがそばにいてくれさえすれば お願い しばらくここにいてほしいんだ ねえ ぼくには未来なんて 見えてないんだよ ねえ ぼくには人生がどこに 向かうかなんて分からないんだよ |
でもぼくたち ずうっと一緒なんだよね? ねえ どう思う? こんなことも分からないぼくなんだけどさ… 「今夜はだめ 明日にしなきゃ みんなうまくいくんだから…(光り輝く明日は) 明日まで待てば きっとハッピーになれる 今夜と同じくらい… 月明かりの下を歩くんだから (ハッピーになれるよ) 月明かりの下をね…」 暗闇の中 はっきり聴こえるよ 横たわるぼくたちの元へ 柔らかく漂ってくる音楽 もう余計なことは考えないで 今夜楽しんじゃおうよ きみとぼくはふたりきりなんだから きみとぼくだけなんだから 一緒にいなきゃだめなんだよ ね? きみとぼく きみとぼくだけは いつまでも一緒なんだ 余計なことは考えないで きみとぼくだけなんだから |