世界紅白歌合戦の巻

1985年11月13日に起きたコロンビア・ネバドデルルイス火山大噴火で被害を受けた人たちへのチャリティということで、同年の大晦日に生放送された番組。ロンドン、ロス、ハワイ、香港と衛星生中継し、なかなか豪華な歌合戦だったようだ。クイーンは歌手リストには入っていないのだが、意外な人物が現れて…。（Deaky Weekly vol.33、vol.34、vol.48参照）

（Thanks ： 映像提供−kyouさん）

	ロンドン会場にて。左端に何やら地味なひとの姿がみえる。右2人はデッド・オア・アライブの面々で、日本でコンサートした時のアイパッチと鼻ピアスをオークションに出すらしい。
	お次はキム・ワイルド。着ているブルーのジャケットを出品するとか。そしてなんだか切られている左端（地味だからか？そうなのか？）。
	（インタビュアーのセーラ嬢）今日はスタジオにとっても素敵な方々が遊びにきてくれました。 カジャのニックさん、そしてなんと、クイーンのジョン・ディーコンさんです！ セーラさんは大いに喜んでいるが、それほどでもない日本サイド（画面左下）。ジョンって誰だよとか思っていたりして（来日したときはこんなヒトだったわけだから戸惑っているのか？ 気持ちは分かるが）
	セーラ嬢の日本語を聞きながら時折眉毛をぴくっと上げるのがなんだか笑えるディーコン氏。 【マウスポインタを画像に合わせてみて下さい】
	ステージで使っているマグナム・レプリカ（日本のおもちゃ）を出品するとかでポケットから銃を取り出すニック。「わあ！」と素で驚いて物珍しそうに眺めるディーコン氏。お子ちゃまか。
	そして彼が取り出したのは、ゴールドディスク。これ古いやつなんだよ、とかなんとか喋ってるみたいだが、「キャー、スゴイ！」とセーラ嬢が盛り上がっていて聞き取れない。おまけに左下が邪魔でジャケット写真がよく見えない。
	（こんな貴重なもの）ほんとにいいのかしら？ と聞かれて「yeah、it's OK（うん、いいよぉ）」とあっさり頷くディーコン氏、余裕の笑み。きっといっぱい持ってるからか。
	おっさん、グッジョブ！ってな感じ（「おっさん」は余計）で親指を立てるニック。えへへと照れてるおっさんがかわいらしい（だから「おっさん」言うな）。
	エンドテロップに流れたオークションの結果。ゴールドディスクはなんと50万で落札された模様（ニックの銃は11万）。西城英樹のスキューバダイビングセットには4万負けていたが、たいしたもんです。